平和願いバラ接ぎ木 福山で20人秋に150鉢寄贈
13年1月21日
平和の願いを込めて全国に寄贈する「アンネのバラ」の接ぎ木会が19日、福山市御幸町のホロコースト記念館旧館であった。約20人が参加した。
福山ばら会の上川内哲夫理事長(61)=写真中=が指導。野バラの台木に切れ込みを入れ、長さ10センチ弱の穂木を接ぎ木してポットに植えた。150鉢を秋まで同館で育て、東日本大震災の被災地や記念館を訪れた学校などに贈る。
正式名は「アンネ・フランクの形見」。ナチスの大量虐殺で15歳で亡くなったアンネ・フランクをしのんで名付けられた。同館には約50本が植えられている。1997年から接ぎ木を始め、これまでに全国200カ所以上の学校、図書館に贈っている。
尾道市向東町の高校1年河野園泉さん(15)は「接ぎ木したバラを見て平和について考えてもらえたらうれしい」と話していた。(永井友浩)
(2013年1月20日朝刊掲載)
福山ばら会の上川内哲夫理事長(61)=写真中=が指導。野バラの台木に切れ込みを入れ、長さ10センチ弱の穂木を接ぎ木してポットに植えた。150鉢を秋まで同館で育て、東日本大震災の被災地や記念館を訪れた学校などに贈る。
正式名は「アンネ・フランクの形見」。ナチスの大量虐殺で15歳で亡くなったアンネ・フランクをしのんで名付けられた。同館には約50本が植えられている。1997年から接ぎ木を始め、これまでに全国200カ所以上の学校、図書館に贈っている。
尾道市向東町の高校1年河野園泉さん(15)は「接ぎ木したバラを見て平和について考えてもらえたらうれしい」と話していた。(永井友浩)
(2013年1月20日朝刊掲載)