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核廃絶へ活動強化確認 広島県被団協代表者会議

 広島県被団協(坪井直理事長)は21日、県内各地の地域組織の代表者を集めた会議を広島市中区で開き、核兵器廃絶に向けた活動の強化を確認した。

 各地域の役員たち約100人が出席。坪井理事長はあいさつで「核兵器のない世界の実現は生き残った者の責務だ」と強調した。

 広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長は「被爆者には国際社会を動かす力がある」と激励。3月末に辞任することも報告し「帰国後も平和活動を続ける」と連携を求めた。続いて被団協や各地域組織の活動報告があった。

 「国の償い」をテーマにした日本被団協(東京)の岩佐幹三代表委員の講演もあった。(田中美千子)

(2013年1月22日朝刊掲載)

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