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広陵ナイン黙とう 大阪

 第100回全国高校野球選手権大会に出場している広陵ナインは6日、大阪府池田市の宿舎で黙とうし、原爆犠牲者の冥福を祈った。

 宿舎前に部員23人と中井哲之監督たちが整列。原爆投下時刻の午前8時15分、広島の方角を向いて1分間、目を閉じた。2年河野佳投手は「野球ができることは当たり前ではない。感謝してプレーする」と誓った。

 夏の甲子園も戦争による中止を乗り越えて、100回の歴史を重ねた。中井監督は「平和だからこそ好きな野球ができる。(選手が)この日を忘れないように伝えていきたい」と力を込めた。(和泉恵太)

(2018年8月7日朝刊掲載)

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