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　米海兵隊岩国基地（岩国市）を給油拠点に、全国で飛行訓練を予定する垂直離着陸輸送機ＭＶ２２オスプレイについての講演会が２６日、廿日市市の市商工保健会館であった。住民団体「岩国基地の拡張・強化に反対する県西部住民の会」が開き、７０人が参加した。

　在日米軍基地の監視団体リムピースの頼和太郎さん（６４）＝写真・千葉県習志野市＝が講演し、「２機で飛行すると後方の機体が乱気流の影響を受けやすい」などとオスプレイの危険性を説明。「通告のないまま飛行するのは公共の安全に反する」と強調した。講演に続いて参加者全員で、オスプレイの国外退去と、岩国基地への空母艦載機の移転撤回を求めるアピール文を採択した。

（２０１３年１月２７日朝刊掲載）