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平和や反核訴え パネル・絵画展 山口

 原爆の実態を伝えるパネルや、小中学生が平和をテーマに描いた絵を紹介する企画展が27日、山口市大内のゆめタウン山口で始まった。9月2日まで。

 県原爆被爆者支援センター「ゆだ苑」が主催。17点のパネルでは、被爆当時の惨状を写す絵や、亡くなった子どもの三輪車、弁当箱など遺品の写真を載せている。広島市内の小中学生が、原爆ドームや国際色豊かな子どもたちを描き、「平和が続きますように」などとメッセージを添えた30作品も並ぶ。

 子ども2人と買い物に来た同市中央のパート大浜三紗子さん(39)は「子を亡くした親の気持ちを考え、悲しくなった。娘たちも平和を考える機会になれば」と一緒に見入っていた。

(2018年8月28日朝刊掲載)

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