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福島復興支援の紙芝居 乗り物が縁 広島市西区で5日

 広島市西区横川の住民グループは2月5日午後6時半から、西区民文化センターで紙芝居の朗読会を開く。福島県桑折町で作られた日本初の自転車を題材にした物語を上演する。無料。

 主催は、日本で初めて路線バスが運行した横川の廣島かよこバス活用委員会。昨年秋、桑折町で約130年前に自転車が作られたと知った。歴史的な乗り物にまつわるエピソードを互いに持つことから、福島第1原発事故後の復興を支援活動として紙芝居を作った。

 上演時間は約20分。当時の桑折町で、自転車を盗んだと疑われた青年の無実が証明されるまでを描いた。

 当日は桑折町の住民5人を招き、朗読後に紙芝居を贈呈する。同委員会の山口孝事務局長(71)=西区=は「復興に向けた町おこしに役立ちたい」と話している。三篠公民館Tel082(237)3077。(今井直樹)

(2013年1月31日朝刊掲載)

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