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喜多方市議が放影研訪問 原発事故の風評対策学ぶ

 福島第1原発事故の風評被害対策の参考にするため、福島県喜多方市の市議5人が31日、広島市南区の放射線影響研究所(放影研)を訪れ、放射線が人体に与える影響などについて学んだ。

 5人は、放影研の大久保利晃理事長、児玉和紀主席研究員から設立の経緯や研究内容、外部被曝(ひばく)と内部被曝の違いなどについて聞いた。

 喜多方市は福島第1原発から西に約100キロにある。自治体が放射性物質の除染を進める「汚染状況重点調査地域」に指定されていない。佐藤一栄市議は「市を訪れる修学旅行生が激減した。正しい放射線の知識を広める必要性を実感した」と話していた。(山本乃輔)

(2013年2月1日朝刊掲載)

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