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ベント設備は15年度完成 島根原発 原発新安全基準で稼動ずれ込みも

 中国電力の場合、島根原子力発電所(島根県松江市)の特定安全施設は検討を始めたばかり。ベント設備も設計中で完成は2015年度と最短でも2年2カ月先となる。規制委が厳密に稼働条件と位置付ければ、定期検査で停止中の1、2号機の再稼働と建設中の3号機の稼働はずれ込むことになる。

 骨子案について、稼働と再稼働への同意を判断する立場にある島根県の溝口善兵衛知事は「原発の安全性を確保するため実効性のある基準となることを期待する」とのコメントを発表した。

(2013年2月1日朝刊掲載)

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