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ピースデポ20年 平和発信の軌跡 活動振り返る冊子発行

 「市民の手による平和のためのシンクタンク」をうたい、核や平和、基地問題の情報発信を続けるNPO法人ピースデポ(横浜市)が活動を開始して20年を迎えた。その軌跡をまとめた冊子「ピースデポ 20年のあゆみ」を発行した。

 特別顧問で、情報公開の視点から平和・軍縮問題に在野で取り組んできた梅林宏道さんらが設立し、会費と有志の寄付で運営。核兵器廃絶と軍事力に頼らない安全保障体制の構築を目指して活動している。現在の会員は約550人。

 北東アジアの「非核兵器地帯構想」をはじめ国内外への政策提言も重ね、梅林さんを主筆とする月2回の情報誌「核兵器・核実験モニター」は、近く通算550号に達する。

 冊子はA4判、40ページ。準備期間も含めて1990年からの活動や調査、提言の内容を紹介する。300円。ピースデポ事務局☎045(563)5101。

(2018年9月3日朝刊掲載)

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