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米軍機飛行で窓割れる 浜田の民家 低空訓練の衝撃波か

 島根県浜田市は6日、米軍機の低空飛行訓練の衝撃波とみられる影響で、同市旭町今市の民家の窓ガラス1枚が割れる被害があったと発表した。市は同日、在日米大使館と米海兵隊岩国基地(岩国市)、国に再発防止を求める要請書を送付した。

 市によると、1月15日正午ごろ、同町上空を米軍機が通過した際、民家の窓ガラス1枚が割れた。当時、民家に人はいなかった。同時刻、市旭支所(同町)の騒音測定器は88・6デシベルを計測。同町内から騒音苦情が10件、市に寄せられたという。

 市は、島根県を通じて中四国防衛局へ連絡。同局は17日、現地で住民から聞き取り調査を実施し「米軍機による衝撃波とみられ、損害賠償や見舞金の対象となる」と説明したという。岩国基地は、同時刻ごろ米軍機が同町上空を飛行したことを認めている。(浜岡学)

(2013年2月7日朝刊掲載)

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