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国際平和デーに核兵器廃絶訴え 平和公園

 国連が定めた「国際平和デー」の21日、広島平和文化センターなどは平和記念公園(広島市中区)で記念行事を開いた。被爆者や高校生たち約30人が原爆の犠牲者を追悼し、核兵器廃絶を訴えた。

 県被団協(坪井直理事長)の箕牧智之副理事長(76)と、もう一つの県被団協の佐久間邦彦理事長(73)たち5人が原爆慰霊碑に献花。平和首長会議(会長・松井一実広島市長)が目指す2020年までの廃絶を訴える横断幕を掲げ、1分間黙とうした。

 廃絶を求める署名を集める広島女学院高2年見附優奈さん(17)は「署名活動を今後一層頑張りたい」と決意を新たにしていた。

 国連は国際平和デーを1981年に定め、非暴力などを呼び掛けている。記念行事は2012年から7回目。(水川恭輔)

(2018年9月22日朝刊掲載)

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