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米墜落の同型機 飛行中止を要請 廿日市の市民団体

 米南部のサウスカロライナ州で最新鋭ステルス戦闘機F35Bが墜落した事故を受け、廿日市市の市民団体「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」は1日、同型機の飛行中止を求める要請書を日米両政府に送った。米軍岩国基地(岩国市)には、海兵隊仕様のF35B16機が配備されている。

 要請書はトランプ米大統領や小野寺五典防衛相宛て。F35Bは飛行中に出火するなどの重大事故が相次いでいると指摘し、「広島県上空でも編隊飛行が繰り返され、県民の不安や恐怖感が高まっている」と強調。米側が事故原因を究明、公表するまで飛行を中止することと、国内からの全面撤去を求めた。

(2018年10月2日朝刊掲載)

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