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F35墜落 再発防止要請 岩国基地に山口県など

 米南部サウスカロライナ州で墜落したステルス戦闘機F35Bの同型機が配備されている米軍岩国基地(岩国市)に対し、市や山口県などでつくる県基地関係県市町連絡協議会は2日、原因究明と再発防止を要請した。

 同市の山中法光基地政策担当部長と県の生月雅美岩国県民局次長が岩国基地を訪問。同基地の機体の点検や隊員への安全教育の徹底を求めた。

 基地側は「事故により、地域住民に不安と懸念が生じたことを理解している。安全確保のための検査や教育を今後もしっかりしていく」と答えたという。

 山中担当部長たちはこの日、防衛省岩国防衛事務所(同市)も訪れ原因究明や再発防止を米側に求めるよう要請した。(馬上稔子)

(2018年10月3日朝刊掲載)

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