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平和行事

国際平和 広島大が発信 海外首脳・大使が講師 講演会 10日から

 広島大は今月から、海外の政府首脳や駐日大使を講師に招き、平和について語ってもらう講演会シリーズ「ピース・レクチャー・マラソン」を開く。第1弾は10、11の両日、東広島市と広島市中区のキャンパスであり、一般参加もできる。

 講演の動画を大学ホームページで公開し、国際平和に関する広島大の発信力を高める狙い。海外の大学との連携協定や学術交流による人脈を生かして要人を招き、紛争の歴史や環境問題なども語ってもらう。年3回程度を予定する。

 10日はエジプト高等教育大臣のカーリッド・アテフ・アブデル・ガッファー氏を招き、午前10時半から東広島キャンパスの学士会館で開催。11日は、リトアニアのスクバルネリス首相が午前10時35分から東千田キャンパス(中区)の東千田未来創生センターで話す。

 越智光夫学長は「世界の要人に広島のことを知ってもらい、聴講した学生が国際感覚を身に付ける機会にし、相互理解を深めたい」と話している。

 いずれも入場無料。同大国際交流グループ☎082(424)6045。

(2018年10月4日朝刊掲載)

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