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F35飛行中止求め要請 同型機墜落 岩国市に市民団体

 米軍岩国基地(岩国市)に配備されているステルス戦闘機F35Bの同型機が米国で墜落したことを受け、市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」は3日、同型機の飛行中止などを日米両政府に求めるよう市に要請した。

 桑原清共同代表たち3人が市役所を訪れ、山中法光基地政策担当部長に要請書を手渡した。要請書では同型機が以前にも火災事故を起こしたことなどを指摘。原因究明や安全の確認ができるまで飛行を中止し国外に撤去するよう求めている。

 山中担当部長は2日に県などとつくる協議会を代表して基地側に再発防止や速やかな情報提供を求めたと説明。「飛行中止までを求める考えはない。安全運用の徹底を引き続き求める」と答えた。

(2018年10月4日朝刊掲載)

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