×

ニュース

北朝鮮3度目核実験 平和監視時計をリセット 原爆資料館

 北朝鮮が3度目の地下核実験を強行したことを受け、原爆資料館(広島市中区)は12日、直近の核実験からの日数を示す「地球平和監視時計」の表示を「69」から「0」にリセットした。

 増田典之副館長が、資料館東館1階ロビーにある時計のデジタル表示を切り替えた。増田副館長は「北朝鮮は核兵器を持つことで国際社会を不安に陥れ、国の威力を誇示しようとしている。その姿勢に怒りだけでなく、悲しみすら感じる」と述べた。

 監視時計のリセットは、米国がオバマ政権下で4度目となる臨界前核実験を実施したことが判明した昨年12月7日以来。時計が設置された2001年8月以降では18回目となる。(加納亜弥)

(2013年2月13日朝刊掲載)

年別アーカイブ