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料理や舞踊で国際交流 中区で「ぺあせろべ」

 国際交流フェスティバル「ぺあせろべ」が28日、広島市中区の中央公園であった。民族料理の提供や舞踊のステージなどがあり、来場者が海外の文化に親しんだ。

 県内の29団体がブースを出展した。NPO法人広島ベトナム協会(西区)は、収益を西日本豪雨の県内被災地に寄付しようと、ベトナムの麺料理「ブン」を販売。同国出身の農業カオ・ホン・ゴックさん(35)=安佐南区=は「有名なフォー以外にもさまざまな料理があるのを知ってほしい」と話していた。

 内戦が続いたルワンダの現状を紹介するパネル展示や、インドネシアの山村を支援する広島経済大(安佐南区)の学生の取り組みを紹介するコーナーもあった。

 県建築士会広島支部(中区)などでつくる実行委員会とヒロシマ平和創造基金が主催した。(貞末恭之)

(2018年10月29日朝刊掲載)

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