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平和行事

本川小の生存者 故居森さん夫ら 広島で10日証言

 爆心地から約410メートルの本川国民学校(現本川小)で被爆して助かった居森清子さん(2016年死去)の夫、公照(ひろてる)さんらが語る講演会「本川小学校たったひとりの被爆生存者に寄り添って―夫と医師の証言」が10日午後1時から、広島市中区の原爆資料館メモリアルホールである。

 重複がんと闘いながら、証言活動に取り組んだ清子さんの遺志を継ぐ公照さんが、妻の被爆体験や人生について話す。爆心地から500メートル以内の被爆生存者の健康調査に取り組む鎌田七男広島大名誉教授が、医師として向き合ってきた清子さんの病状を説明する。

 NPO法人ANT―Hiroshima(中区)などの主催。無料で申し込み不要。☎082(502)6304。

(2018年11月6日朝刊掲載)

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