×

ニュース

米軍機訓練中止へ連携 島根の5市町長が対策協設立

 島根県西部で相次ぐ米軍機の騒音被害を受け、浜田、益田、江津市と川本、邑南町の首長でつくる「米軍機騒音等対策協議会」の設立総会が15日、浜田市であった。これまでの事務レベル会合から格上げし、米軍機の訓練中止に向けた取り組みを強化する。

 総会には、5市町の首長と県の担当者たち約20人が出席。会長に選出された浜田市の宇津徹男市長が「県と各市町の連携を強化し住民不安を解消したい」とあいさつした。

 今後、浜田市が作成した国や米軍への飛行中止の要請基準を設けた騒音被害マニュアルを共有し、5市町の首長連名で米軍や国への要請文を送付することなどを検討する。(浜岡学)

(2013年2月16日朝刊掲載)

年別アーカイブ