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原発の在り方考える講演会 島根県雲南市で来月10日

 島根県雲南市は3月10日、「原発を考える文化講演会」を三刀屋文化体育館アスパルで開く。反原発を訴える慶応大の竹田恒泰講師(憲法学)が、原発の現状や代替エネルギーの在り方について持論を展開する。

 市は中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の30キロ圏内。国の原子力災害対策重点区域の拡大を受け、原発をテーマにした講演会を初めて企画した。竹田氏は著書で、原発の危険性を指摘し、火力発電所の発電効率の引き上げなど新技術で代替エネルギーを確保できると主張している。

 速水雄一市長は「原発と関わりの薄かった市民に、今後の国のエネルギー政策も含めて考えてもらう機会にしたい」としている。無料。定員千人。市危機管理室Tel0854(40)1027。

(2013年2月21日朝刊掲載)

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