リーパー氏、広島女学院大の特任教授に 平和学講義
13年2月25日
広島市の外郭団体、広島平和文化センターの理事長を3月末で辞任するスティーブン・リーパー氏(65)=写真=が9月、広島女学院大(東区)の特任教授に就任することが22日、分かった。国際教養学部で平和学などの講義を担当する。
同大は、市の平和施策を進め、核軍縮などに関する国際非政府組織(NGO)に幅広い人脈を持つリーパー氏を評価し、就任を要請した。学校法人広島女学院の理事会で決めた。任期は1年間。
リーパー氏は2007年、センター初の外国人理事長になった。母国の米国に住む義父母の介護などを理由に、5月の任期満了前の辞職を表明。4月に帰国するが、既に日本での永住権を得ており、9月以降、日米両国を行き来しながら教壇に立つという。
同大の長尾ひろみ学長は「グローバル化を目指す被爆地広島の大学の指導者として、リーパー氏は適任」とする。リーパー氏は「広島で平和に貢献できる人材の育成に関われるのはうれしい」と話している。(田中美千子)
(2013年2月23日朝刊掲載)
同大は、市の平和施策を進め、核軍縮などに関する国際非政府組織(NGO)に幅広い人脈を持つリーパー氏を評価し、就任を要請した。学校法人広島女学院の理事会で決めた。任期は1年間。
リーパー氏は2007年、センター初の外国人理事長になった。母国の米国に住む義父母の介護などを理由に、5月の任期満了前の辞職を表明。4月に帰国するが、既に日本での永住権を得ており、9月以降、日米両国を行き来しながら教壇に立つという。
同大の長尾ひろみ学長は「グローバル化を目指す被爆地広島の大学の指導者として、リーパー氏は適任」とする。リーパー氏は「広島で平和に貢献できる人材の育成に関われるのはうれしい」と話している。(田中美千子)
(2013年2月23日朝刊掲載)