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基町高生が制作「原爆の絵」展示 16日から広島国際会議場

 「高校生が描いたヒロシマ 原爆の絵画展」が16日から27日まで、広島市中区の広島国際会議場である。基町高(中区)創造表現コースの生徒が被爆者から聞き取って完成させた作品を展示する。制作を依頼する広島平和文化センターが広く見てもらおうと開催し、昨年12月、ことし8月に続いて3回目。

 これまでに完成した126点の中から36点を制作した生徒と証言者のコメントも添えて展示。初日の16日は午前11時から約1時間、生徒たちが解説する「ギャラリートーク」を開く。

 2007年度に始まった同校の「原爆の絵」は生徒が市の被爆体験証言者からアドバイスを受け、原爆の閃光(せんこう)を浴びた瞬間や、焼け跡で見た光景などを絵にしている。

 午前9時~午後6時(入場は午後5時まで)。無料。広島国際会議場☎082(242)7777。

(2018年12月3日朝刊掲載)

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