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オスプレイ本土訓練時期 防衛局、岩国市や山口県に示さず

 米海兵隊岩国基地への安心・安全対策に関する岩国市、山口県、中国四国防衛局の三者協議会が22日、同市役所であった。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの日本本土での訓練時期について、渡辺一浩局長は「承知していない」と話した。

 渡辺局長や福田良彦市長たちが出席。渡辺局長は冒頭、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に12機配備されているオスプレイに触れ「どういう状況で本土に飛来してくるか承知していない。情報が入ったら直ちに説明したい」と述べた。

 普天間から岩国へのKC130空中給油機12機の移転時期について、渡辺局長は協議会後の記者会見で「受け入れ施設の工程を見直している。現時点でいつ(移転)という状況にない。調整中」とした。2011米会計年度版の海兵隊航空計画によると、移転時期は13年4月となっている。

(2013年2月23日朝刊掲載)

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