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「明日、悲別で」 希望を感じて 出演者が抱負 廿日市26日 広島28日

 脚本家倉本聰率いる演劇集団、富良野GROUPの「明日、悲別で」廿日市、広島公演(中国新聞社など主催)を前に、出演する栗栖綾濃さん(廿日市市出身)が25日、中国新聞社を訪れ、舞台への意気込みを語った=写真。

 国のエネルギー政策転換により閉山となった炭坑町の人々が、原発事故にも翻弄(ほんろう)されながら、希望を見いだそうとする。栗栖さんは「古里を失った『棄民』の物語ですが、見る人一人一人が希望の種を感じ取ってもらえれば」と話した。

 廿日市公演は26日午後7時、はつかいち文化ホールさくらぴあTel0829(20)0111。広島公演は28日午後7時、中区のアステールプラザ、TSS事業部Tel082(253)1010。いずれも全席指定4500円。

(2013年2月26日朝刊掲載)

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