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平和宣言や観光情報 動画サイトで広島市が発信

■記者 水川恭輔

 広島市は9日、世界約20カ国で月間約1000万人が利用するインターネット無料動画サイト「ユーチューブ」の活用を始めた。平和宣言や観光スポットの風景を発信する。市によると、同サイトの活用は中国地方の自治体で初めて。

 各5-1分程度の動画計24本を掲載した。秋葉忠利市長の平和宣言▽原爆ドーム(中区)や縮景園(同)などの観光スポット▽市安佐動物公園(安佐北区)で、ツキノワグマのクラウドがバットを振ったり、アフリカゾウのメイがサッカーボールをけったりする光景-など。

 市は今後、掲載動画を増やす。広報課は「世界に広がるユーチューブの利用者に対して広島をアピールし、市のホームページに誘導したい」としている。

(2009年3月10日朝刊掲載)

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