広島で３０日「中高生ピースマイルフェスタ」 歌おう語ろう平和へ復興へ
13年3月4日
演奏やテーマ別討論
中高生が主役の平和イベント「中高生ピースマイルフェスタ」（中国新聞社主催、ヒロシマ平和創造基金後援）が３０日午前１０時から、広島市中区の中国新聞ビルで開かれる。音楽や話し合いを通して、フクシマの復興や平和な世界のためにできることを考えるのが狙い。
午前中は、福島県立葵高合唱部が出演する演奏会を開催。東日本大震災被災地を支援する中国新聞社と中国新聞中国会連合会の「届けよう 希望 元気 キャンペーン」の一環で招く。地元の鈴峯女子中・高吹奏楽部（広島市西区）と安田女子中合唱部・高音楽部（中区）も交え、被爆ピアノで平和と復興のハーモニーを奏でる。
午後からのワークショップは「フクシマの今」「お好み焼きと復興」など七つのテーマで議論。中高生の平和活動紹介や、国内外のフェアトレード商品の販売ブースも設ける。
企画・運営は、ヒロシマ平和メディアセンターを拠点に取材・活動する中国新聞のジュニアライターが担当。開催を機に、ヒロシマの明日を担う若者の多彩な活動をアピール、平和への思いや人の輪を一層広げることを目指す。（二井理江）
（２０１３年３月４日朝刊掲載）
