×

ニュース

「トホホ日記」赤城さん フクシマの今語る 避難生活の体験・写真も 9日尾道

 中国新聞くらし面の連載「トホホ福島日記」で東京電力福島第1原発事故後の日常を伝えている福島市の高校教諭赤城修司さん(45)が9日午後6時から、尾道市の市中央図書館視聴覚ホールでお話会をする。

 赤城さんは原発事故による影響を心配して小学生の娘2人と妻を福島県会津若松市の祖父母宅に避難させ、自身は福島市の高校に勤務。お話会では、原発事故後に被曝(ひばく)をめぐって家庭や学校で意見がすれ違ったことなど体験を語る。除染の風景の様子や積み上げられた汚染土の写真も紹介する。

 東日本大震災から2年を機に、被災地からの避難者を尾道市で支える「ひなの会」が福島の今を知ってもらおうと開く。参加費は無料。ひなの会Tel090(1336)4757=信恵(のぶえ)さん。

(2013年3月7日朝刊掲載)

年別アーカイブ