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高校生が平和シンポ 核廃絶署名や国連訪問活動を報告 東区で20日

 署名活動などを通じて核兵器廃絶を訴えている全国の高校生が20日、平和をテーマにしたシンポジウムを広島市東区光町のホテルチューリッヒ東方2001で開く。シンポに連動して15日、長崎から広島まで移動しながら活動に協力を呼び掛ける「平和キャラバン」もスタートする。

 シンポには広島や長崎、神奈川など10県の高校生約20人が参加。街頭署名や国連訪問の活動を報告、平和への思いを語り合う。福島第1原発事故で被災した福島県南相馬市の高校3年高野桜さん(18)も特別報告する。

 キャラバンは15日、3人で長崎市を出発する。JR線を乗り継いで佐賀、福岡など6市を訪問。街頭署名や市長との対談、交流イベントを予定する。各地で仲間が合流して最終的に17人が参加。18日夜に広島入りする。

 7日、広島市役所で実行委員会メンバーの油木高3年川崎有希さん(18)=神石高原町・写真=が記者会見し「平和について考えるきっかけになれば」と話した。

 シンポは午前9時から。無料。実行委の小早川健共同代表Tel090(9060)6162。(田中美千子)

(2013年3月8日朝刊掲載)

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