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岩国爆音訴訟 オスプレイ併合 原告側被害証言 地裁岩国

 米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)の周辺住民が、航空機騒音被害の賠償などを国に求めた岩国爆音訴訟の口頭弁論が7日、山口地裁岩国支部であった。

 原告の一部が起こしていた同基地での垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行差し止め訴訟と併合審理することを岩国支部が決定して初の弁論。原告代理人は「オスプレイが6日から本土訓練を始め、国民が危険にさらされている。裁判所は厳正な判断を」と主張した。国側は請求棄却を求めた。

 爆音訴訟ではこの日から本人尋問が始まり、津田利明原告団長(66)たち3人が騒音被害などについて証言した。

(2013年3月8日朝刊掲載)

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