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[2019ひろしまフラワーフェスティバル] 平和願う折り鶴みこし 広島銀の新入行員

 広島銀行(広島市中区)の新入行員82人が12日、2019ひろしまフラワーフェスティバル(FF)で披露する「折りづるみこし」を西区の同行研修所などで作った。FF初日の5月3日にある「花の総合パレード」で担ぐ。

 高さ1・4メートル、長さ2メートルの折り鶴の形をしたみこし6基で、研修所近くののぞみ幼稚園の園児約180人と一緒に、2カ所で作業した。行員がみこしを組み、園児が自分の顔や花などを描いた半透明の紙を表面に貼り付けて完成させた。

 同行の創業130周年となる2008年から毎年、新入行員の研修の一環として取り組んでいる。広支店の田中ひかりさん(22)は「平和への祈りを込めつつ、人一倍大きな声で広島の祭典を盛り上げたい」と話していた。

 本番は、行員たち約130人がみこしを担いで平和大通りを練り歩く。みこしは最終日の5日夜まで、平和記念公園(中区)の芝生広場に飾る。同行は5日の「きんさいYOSAKOI」にも約50人が参加する。(石井雄一)

(2019年4月15日朝刊掲載)

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