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岩国基地F35B 追加配備反対を 市に市民団体要請

 米軍岩国基地(岩国市)の機能強化に反対する市民団体「異議あり!『基地との共存』市民行動実行委員会」は23日、ステルス戦闘機F35Bの同基地への追加配備に反対するよう市に申し入れた。

 F35Bは2017年、米国外で初めて岩国に16機が配備。米海兵隊が公表した「2019海兵航空計画」などによると、来年10月以降に16機を加え32機態勢とし、FA18ホーネット戦闘攻撃機12機と交代させる。

 岡村寛実行委員長たちが市役所を訪れ、山中法光基地政策担当部長に要請書を手渡した。計画通りなら基地所属機は4機増になるとして「安心安全の確保へ断固反対を」と求めた。山中担当部長は「国に照会したが、追加配備について決まった方針があるとは承知していないとの回答だった。今後も情報収集に努める」とした。

(2019年4月24日朝刊掲載)

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