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チェルノブイリ事故33年 脱原発・核廃絶訴え座り込み

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故から33年となった26日、県原水禁と県平和運動センターが広島市中区の原爆慰霊碑前で、脱原発と核兵器廃絶を訴える座り込みをした。

 被爆者や労組員たち80人が参加。県原水禁の金子哲夫代表委員が「放射線による後遺症や健康不安が広島と同様にチェルノブイリでも続いている。原子力政策の転換を世界に訴えよう」とあいさつ。約30分間「核と人類は共存できない」と書いた横断幕を掲げた。

 参加者全員で「新たなヒバクシャをつくらせないためには『核絶対否定』の道しかない」などと訴えるアピール文も採択。後日、首相官邸や電力会社などに郵送するという。

(2019年4月27日朝刊掲載)

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