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被災地思う心 育てたい 街頭・学校で「一円玉募金」 府中・神石高原

 引き出しなどに眠っている小銭を東日本大震災の被災地支援に役立てようと神石高原町シルバー人材センター顧問の逸見(へんみ)博志さん(86)が「一円玉募金」を呼び掛けている。11日、広島県府中市の有志と同市府川町の府中天満屋前で街頭募金をした。

 逸見さんは昨年、助け合う心を育んでもらおうと、神石高原町教委に協力を依頼。同町では、全小中9校が校内に募金箱を置いている。

 この日は、買い物客に協力をアピール。同市土生町の瀬尾忠臣さん(69)は「自分も楽ではないが、苦しい人のためになるなら」と応じた。

 義援金は日本赤十字社を通じて被災地に届ける。逸見さんTel090(2004)4756。(筒井晴信)

(2013年3月12日朝刊掲載)

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