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「FCLP容認できぬ」 広島県など日米政府に要請

 米軍岩国基地(岩国市)が空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)の予備施設に指定されたのを受け、広島県などは8日、岩国基地でFCLPをしないよう求める要請書を日米両政府や岩国基地に送った。

 要請書はいずれも、騒音や事故発生などによる市民生活への影響を懸念し「訓練の可能性を示したことは誠に遺憾で到底容認できない」などと強調。今後、指定しないよう求めている。送付したのは県と広島、大竹、廿日市、江田島の4市で、大竹市は日本政府だけに宛てた。(中川雅晴)

(2019年5月9日朝刊掲載)

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