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オスプレイ本土訓練 山口知事「遺憾表明せず」に山口県議批判

 山口県岩国市の米海兵隊岩国基地を拠点に6~8日にあった垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの本土訓練をめぐり、山本繁太郎知事が「遺憾の意を表明しない」と発言したことを、12日の県議会総務政策委員会で野党委員2人が批判した。

 社民党の佐々木明美氏は「県民は安全性に対して神経質になっており、信じられない」と指摘。共産党の木佐木大助氏も「広島県知事などは表明したのになぜ表明しないのか」とただした。

 県総務部基地担当の小松一彦理事は「他県と違って事故原因や再発防止策などの疑問点についてきちんと説明を受けている。(安全性に対する)理解は一定程度進んでおり、遺憾の意を表明する考えはない」と答弁。一方で「訓練開始時間など事前の情報は十分でない」と説明した。

(2013年3月13日朝刊掲載)

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