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オスプレイ訓練中止求め要請書 広島県に共産県委

 米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイとみられる機体が広島市など広島県内の上空で目撃された問題で、共産党県委員会は20日、県内での飛行訓練の中止などを日米両政府に求めるよう、県に要請書を出した。

 党県委員会によるとオスプレイは15日に目撃され、米軍横田基地所属とみられる。米軍岩国基地(岩国市)に着陸し、再び離陸して横田基地に帰る過程で、広島市や北広島町などの上空を飛んだという。

 要請書は湯崎英彦知事に宛てた。オスプレイの飛行を野放しにしているとして日米両政府への厳しい抗議を表明。人口が密集する地域での低空での飛行は被爆者や県民の願いを踏みにじるとして、オスプレイの飛行訓練や配備の中止など3項目の働き掛けを求める。

(2019年5月21日朝刊掲載)

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