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　被爆２世が担うべき役割や課題を考える講演会が２６日午後２時から、広島市中区の市中央公民館である。川崎市在住の被爆２世で、広島市の被爆体験伝承者を目指し研修中の森川聖詩さん（６５）が「核なき未来へ　被爆二世からのメッセージ」と題して講演する。

　神奈川県原爆被災者の会二世支部の副支部長も務める森川さんは、同名の著書を昨年出版。講演会では自身の半生を振り返り、被爆２世として活動を始めた経緯や、伝承者を目指したきっかけを語る。講演後に質疑応答の時間もある。

　森川さんは「被爆２世が緩やかにつながり、核兵器廃絶に向けた行動を考える機会に」と話す。会費５００円。☎０９０（１６８３）６１６１（豊永さん）。

（２０１９年５月２４日朝刊掲載）