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　山口県周防大島町のＮＰＯ法人「ふるさと里山救援隊」理事長の田中照敏さん（５７）＝同町久賀＝たち３人が、東日本大震災の被災地に特産のミカンなどを贈る活動を続けている。

　１３日は「ふれあいマーケット港」（同町久賀）などから、福島県いわき市や宮城県気仙沼市にいよかん２４箱（１箱１０キロ）と、里美デコポン１４箱（同５・５キロ）を贈った＝写真。田中さんたちが町内を中心に、寄付を募るなど１２万円を集めて購入した。

　田中さんが川崎寿夫さん（６４）＝同町小積＝たち２人と結成した「周防大島みかん応援隊」は、今回を含めて５回被災地にミカンなどを贈っている。田中さんは「おいしいかんきつ類を食べて元気になってほしい。今後も支援を続けていく」と話していた。

（２０１３年３月１５日朝刊掲載）