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広島県被団協が抗議文 米の新型核実験

 広島県被団協(坪井直理事長)は15日、米国が昨年10~12月に実施していたと判明した核兵器の性能を調べる新しいタイプの核実験に対するオバマ大統領宛ての抗議文を、東京の在日米大使館へ郵送した。

 抗議文は「被爆者は体と心に深い傷を抱えながら、平和を訴え続けている」と強調。米国が核兵器を維持する姿勢を非難している。

 今月、核兵器の非人道性をテーマにノルウェーで開かれた国際会議にも言及。「核兵器が使われれば人類は破滅の一途をたどる」とし、米国が参加を見送ったことにも抗議した。

(2013年3月16日朝刊掲載)

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