×

ニュース

被爆者の証言や署名活動の意義 29日中区で「聞く会」

 被爆者の岡田恵美子さん(82)=広島市東区=の証言を聞く会が29日午後1時半、中区大手町のエソール広島である。全ての国に核兵器禁止条約の締結を求める「ヒバクシャ国際署名」についても話す。

 会は約2時間。前半は岡田さんが、8歳の時に尾長町(現東区)の自宅で被爆し、姉が行方不明となった体験を話す。後半は、ヒバクシャ国際署名の海外コーディネーターを務めるスティーブン・リーパー元広島平和文化センター理事長が、インターネット電話を通じて出演。署名活動の意義などを岡田さんと語る。

 岡田さんの証言を受け継ぐ被爆体験伝承者たちでつくる「被爆体験を継承する会」が主催。定員100人で、参加費は無料。同会☎090(8194)0605。

(2019年6月22日朝刊掲載)

年別アーカイブ