米新型核実験 実施日が判明
13年3月21日
米国が昨年10~12月に2回実施したと発表した、核兵器の性能を調べる新たなタイプの核実験は、10月3日と11月7日に行われていたことが19日、分かった。米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が、中国新聞の取材に答えた。
NNSAは今月11日、公式ホームページで昨年10~12月に2度の核実験を行ったと公表したが、日付は明らかにしていなかった。
実験はニューメキシコ州のサンディア国立研究所で実施。強力なエックス線を発生させる特殊装置「Zマシン」を使い、核爆発に近い状況でプルトニウムの反応を調べた。NNSAの担当者は「実験から得たデータで、保有する核兵器の安全性や確実性を維持できる」と意義を強調している。
(2013年3月20日朝刊掲載)
NNSAは今月11日、公式ホームページで昨年10~12月に2度の核実験を行ったと公表したが、日付は明らかにしていなかった。
実験はニューメキシコ州のサンディア国立研究所で実施。強力なエックス線を発生させる特殊装置「Zマシン」を使い、核爆発に近い状況でプルトニウムの反応を調べた。NNSAの担当者は「実験から得たデータで、保有する核兵器の安全性や確実性を維持できる」と意義を強調している。
(2013年3月20日朝刊掲載)