×

ニュース

「青少年大使」2高生が意欲 ユニタール広島

 国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所(広島市中区)は19日、2013年度のユニタール青少年大使に選んだ高校生2人の任命式を広島国際会議場(中区)で開いた。

 広島市安佐北区の広島女学院高2年村井咲絵(さえ)さん(17)と、江田島市の広島学院高1年柳川優樹さん(16)。被爆地広島による平和貢献などをテーマにした作文を寄せた県内の高校生24人から選ばれた。任命式で村井さんは「多くの国の人と平和や戦争について議論し外交を学ぶ」と誓い、柳川さんも「平和とは何かをよく考え、世界の人々と思いを共有したい」と話した。マンション開発マリモ(広島市西区)の深川真社長が記念品として、2人にタブレット端末「iPad(アイパッド)」を贈った。

 青少年大使は、平和外交を担う被爆地広島の人材養成を目的に10年度始まった。任期は4月から1年で、外務省や国連機関を訪れて研修を受けたり、ユニタール広島事務所の勉強会に参加したりする。

(2013年3月20日朝刊掲載)

年別アーカイブ