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海外選手団、原爆学ぶ 広島市中区 ネパールの女子中学生ら

 廿日市市のけん玉W杯に初参加したネパールの選手団が20日、広島市中区の原爆資料館を見学した。

 女子中学生4人と教員たち2人が、被爆者の遺品や写真を見て回った。2歳で被爆し、10年後に亡くなった佐々木禎子さんを紹介する一角では、禎子さんの亡くなった年と近い選手が展示品にじっくり見入った。

 スジャータ・ギミレさん(14)は「原爆は悲惨で多くの人が犠牲になり悲しい。二度とあってはならない」と力を込めた。21日も資料館を訪れ、学校の仲間と作った千羽鶴を贈る。(畑山尚史)

(2019年7月21日朝刊掲載)

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