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　８月６日の広島市の平和記念式典を前に、市職員と市中消防団員計１３０人が２４日、中区の原爆ドーム対岸の元安川護岸を清掃した。

　参加者は午前７時１５分、原爆慰霊碑に向かって黙とう。その後、同消防団員が元安川の護岸に放水して泥やコケを流し落とし、市職員がデッキブラシで汚れを取り除いた。

　市職員たちによる元安川護岸の清掃は１９９７年から毎年実施。来月１日には平和記念公園（同区）で市民ボランティアや市職員による一斉清掃も予定する。

　環境局業務第１課の荒川哲祥課長は「平和記念式典には世界各国から参列者が訪れる。きれいな町にして出迎えたい」と話した。（山下美波）

（２０１９年７月２５日朝刊掲載）