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平和への願い 未来に伝える 竹原で式典

 竹原市戦没者・戦災死没者追悼式と平和祈念式典が2日、同市中央の市民館であった。市遺族連合会や市などでつくる実行委員会の主催で、遺族たち約220人が参列した。

 1分間の黙とうの後、実行委員長を務める今栄敏彦市長が「戦争の悲惨さを風化させることなく訴え続ける」などと式辞を述べた。参列者は献花台に白菊を手向け、手を合わせた。

 子ども代表の中通小6年安田瑛斗君(12)と岡崎庵那(あんな)さん(11)も登壇。広島市への原爆投下や、竹原市の大久野島での旧日本陸軍による毒ガス製造の歴史を学んだのを踏まえ「平和への願いを未来へ伝えていく」と誓った。

(2019年8月3日朝刊掲載)

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