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沖縄で野球や平和交流 少年チーム、県庁訪れ抱負

 沖縄県を訪れ、現地の小学生と野球を通じて交流する事業に参加する広島市佐伯区と大竹市の軟式野球チームのメンバー13人が28日、県庁に湯崎英彦知事を訪ね、抱負を語った。

 五日市中央小5年小笠原陸君(11)が「戦争でつらい経験をした県同士。平和についても学びたい」と決意を表明。湯崎知事は「平和であってこそ野球が楽しめることを実感してほしい」と激励した。

 交流事業は、両県の少年野球の協議会が連携して1998年にスタート。今回は県内から71人が4月2~4日に沖縄を訪問して野球の試合をするほか、女子学徒隊を慰霊するひめゆりの塔(糸満市)を訪れるなど平和について学ぶ。(新本恭子)

(2013年3月29日朝刊掲載)

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