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被災地にエール 震災に負けぬ 岩手の歩み 中区でポスター写真展

 東日本大震災で被災した岩手県で撮影されたポスター写真展「復興の狼煙(のろし)」が29日、広島市中区袋町の市まちづくり市民交流プラザで始まった。被災地支援に取り組む広島市のボランティア団体「ひろボラネット」の主催。4月11日までで無料。

 岩手県の市民団体が大船渡、釜石、陸前高田の3市と大槌町で、震災発生から約9カ月間に撮影した47枚(いずれもB2判)。がれき処理にあたる人、避難所で無邪気にピースする子どもの表情などをとらえている。「がれきを踏み台に」「悔し涙はうれし涙にする」など撮影者のメッセージも添えた。

 ひろボラネットのメンバー満島裕直さん(60)=南区=は「復興は道半ば。支援の輪をいま一度、広げたい」と話している。(神下慶吾)

(2013年3月30日朝刊掲載)

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