×

ニュース

岩手県警支援 9人特別出向 広島県警が辞令

 広島県警の警察官9人が29日、広島市中区の県警本部で、岩手県警に特別出向する辞令交付を受けた。東日本大震災の被災地支援の一環で、4月1日から1年間、岩手県警釜石署で勤務する。

 9人は27~39歳。県警地域課や広島東、安佐南など7署から志願した。釜石市など釜石署管内の仮設住宅の巡回や、車による地域パトロールなどを担当する予定。

 代表して広島県警の井口斉本部長から辞令書を受け取った、地域課の見山嘉邦警部補(39)は「被災地の復旧、復興にきめ細かく対応し、住民の安心・安全に全力を尽くしたい」と抱負を述べた。

 特別出向は全国の警察が2012年度から始め、2回目。福島、宮城、岩手県警に計540人が出向する。

(2013年3月30日朝刊掲載)

年別アーカイブ