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再生品にあしらい 折り鶴ロゴの考案者を表彰 広島市

 広島市は29日、折り鶴の再生利用をアピールするロゴマークの公募で最優秀賞に選んだ福井市のデザイナー秦幸司さん(33)に賞状を贈った。4月1日から市のホームページ(HP)でこのロゴマークの電子データを公開し、広く活用を促す。

 市役所であった授与式で、松井一実市長から賞状と副賞の目録を受け取った秦さんは「とても光栄。折り鶴に込められた様々な思いを広める事業の趣旨を表現したつもり」と笑顔を見せた。優秀賞の大阪府高槻市の市非常勤職員小川隆久さん(60)、広島市中区の会社員林克彦さん(41)も表彰を受けた。

 ロゴマークは優しい色合いの11色で描いた折り鶴の周りに水玉模様を配したデザイン。市は国内外から寄せられた折り鶴を再生利用した製品や、PR行事での利用を呼び掛ける方針だ。電子データは市平和推進課へ事前に届けると、HPから無料で取得できる。

(2013年3月30日朝刊掲載)

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