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被災地支援へたる募金 地元26戦

 広島東洋カープは地元開幕戦があった2日、マツダスタジアムに募金用のたるを置いた。シーズン中、同スタジアムの計26試合でファンに協力を呼び掛け、東日本大震災の被災地支援に役立てる。

 たるはメーンゲート近くに据えた。活動に協力する広島女学院大(広島市東区)の学生8人が「被災地の子どもたちのために協力を」と声を掛けた。3年の新井絵美里さん(20)=東区=は「震災から2年余りがたったが、支援がまだ必要だ」と今後も募金活動に参加することを誓った。

 たる募金はことしで3年目。「届けよう 希望 元気 キャンペーン」(中国新聞社など主催)に寄託し、被災した学校の備品購入などに充てる。昨年は同スタジアムの69試合で283万円が集まった。(石井雄一)

(2013年4月3日朝刊掲載)

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